『青銅の基督（せいどうのキリスト）：――一名南蛮鋳物師の死――（――いちめいなんばんいものしのし――）』

父秀忠と祖父家康の素志を継いで、一つにはまだ徳川の天下が織田や豊臣のように栄枯盛衰の例にもれず、一時的で、三代目あたりからそろそろくずれ出すのではないかという諸侯の肝を冷やすために、また自分自らも内心実はその危険を少なからず感じていたところ …

著者	長与善郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出	青銅の基督「改造」1923（大正12）年1月 後記「青銅の基督」岩波文庫、岩波書店、1950（昭和25）年11月5日第5刷改版
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約2時間14分（500文字/分）
朗読目安時間	約3時間44分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

在（ましま） 言（ご） 像（ビルド） 悪魔（ルシヘル） 灯（ほ） 試（た） 空（うつ） 念珠（コンタス） 女（め） 紅毛（おらんだ） 瞑（めい） 衒（ぶ） 故郷（おくに） 歯（ば） 執（しゅう） 空（あ） 定（じょう） 慍（いきどお） 見（あら） 頬（ほほ） 腸（はら） 語（ご） 教（おそ） 祷（がらつさ） 汚（きた） 気（ぎ） 慈（なさ） 牝馬（めすうま） 守（もり） 有象（うぞう） 画（か） 家（や） 額（ぬか） 疑（うたぐ） 二回（ふたまわ） 素（そ） 言（こと） 夫（おっと） 房々（ふさぶさ） 眼（ま） 天主（でうす） 讃（さん） 間（けん） 葉（ば） 出（い） 堪（こら） 抱（かか） 捕（つか） 聖像（ピエタ） 酒盛（さかも） 縛（いまし） 実（じつ） 子（ね） 襟巻（えりま） 妬（や） 文（もん） 角（かど） 妓楼（いえ） 妄想（もうぞう） 言（ごと） 敵討（かたきう） 紅毛（オランダ） 義（ただ） 樽（だる） 賭（と） 歳暮（くれ） 堪（た） 執（しつ） 逃（のが） 過（あやま） 善（い） 唐突（とうとつ） 遣（つか） 気（け） 部屋（べや） 苛（さいな） 父（とっ） 燈（ともしび） 畏（おそ） 憤（おこ） 乱（らん） 疑惧（ぎく） 疫病（えやみ） 亡（ほろ） 仁（ひと） 今日（きょう） 頤（おとがい） 面（つら） 皇妃（きさき） 灯（あかり） 落剥（らくはく） 心（しん） 脅嚇（きょうかく） 御仁（おひと） 闇（くら） 兎（うさぎ） 関（せき） 原（もと） 胸（むな） 鉢（ばち）

題名が同じ作品

青銅の基督：――一名南蛮鋳物師の死 （新字旧仮名）／ 長与善郎 （著）