『祭のこと(まつりのこと)』
いまも中六番町の魚屋へ行つて歸つた、家内の話だが、其家の女房が負ぶをして居る、誕生を濟ましたばかりの嬰兒に「みいちやん、お祭は、——お祭は。」と聞くと、小指の先ほどな、小さな鼻を撮んぢやあ、莞爾々々、鼻を撮んぢやあ莞爾々々する。 山王樣のお …
作品に特徴的な語句
所(じよ) 負(おん) 龍頭(りうとう) 微(ほのか) 上(うへ) 側(がは) 彼方(あつち) 潮(しほ) 前(まへ) 大通(おほどほ) 漸(やつ) 紅(くれなゐ) 此方(こつち) 入(いり) 方(はう) 揃(そろひ) 衆(しゆ) 向(むき) 銃口(すぐち) 鈴(すゞ) 小(ちひ) 町(ちやう) 熾(おこ) 煩(わづら) 灯(ともしび) 今日(けふ) 鮪(あか) 素裸(すつぱだか) 日中(につちう) 斜(なゝめ) 敵(てき) 頂(いたゞ) 面(めん) 包(つゝ) 青楓(あをかへで) 地(つち) 女房(かみさん) 張替(はりか) 引掛(ひつか) 起(おこ) 居(ゐ) 造花(ざうくわ) 𤏋(ぱつ) 甘(あま) 申(まを) 癒(い) 相應(ふさは) 祭(まつり) 筋(すぢ) 氣競(きほひ) 毛氈(まうせん) 納涼(すゞみ) 横町(よこちやう) 暗(やみ) 花(ばな) 芳原(よしはら) 若(わか) 落(おと) 葡萄(ぶだう) 藤(ふぢ) 提灯(ちやうちん) 行(い) 掘下(ほりさが) 据(すわ) 打(う) 親類(しんるゐ) 角(かど) 誕生(たんじやう) 心持(こゝろもち) 彳(たゝず) 張替(はりかへ) 引張(ひつぱ) 起(お) 輝(かゞや) 返(かへ) 鷄(にはとり) 千本(せんぼん) 供(そな) 青(あを) 鳳凰(ほうわう) 人形(にんぎやう) 向(むか) 出(だ) 傾(かたむ) 颯(さつ) 陣取(ぢんど) 其(そ) 飾(かざり) 鷁首(げきしゆ) 地震(なゐ) 中(なか) 銚子(てうし) 女房(にようばう) 先(さき) 重(かさ) 定(きま) 遠(とほ) 大波(おほなみ) 下(くだ) 丁(ちやう)