怪塔王かいとうおう
怪老人怪塔王という不思議な顔をした人が、いつごろから居たのか、それは誰も知りません。 一彦とミチ子の兄妹が、その怪塔王をはじめてみたのは、ついこの夏のはじめでありました。 そこは千葉県の九十九里浜というたいへん長い海べりでありました。一彦は …
作品に特徴的な語句
ほっ たたかい わらい 獅子じし くら たすけ がち がね おびやか くう なげ うしろ 足掛あしがか におい くびす ねらい さわぎ あた 白布はくふ あるい 居合いあ はい 積藁ツミワラ かか かろ 逃路みげみち あた あや 煙管キセル 起伏おきふし はじ 久万ひさかた 引上ひきあげ 生捕いけどり 海鳴うみなり あお たび とも ゆか ながれ 身構みがまえ 使つかい たいら にせ かたわら みな ぎわ かたむ はたらき 巴投ともえなげ しゅう まわ 間髪かんぱつ へこ 間違まちがい くさり 眼尻まなじり 小浜こはま 見張みはり たっと 寝所しんじょ あやう ぼたん こん 名折なおれ から じつ うな 把手とって あやまり よろこび かんがえ しわが つか しま はし 縦陣じゅうじん 缶詰かんづめ ののし もも 舷梯げんてい 舵機だき かじ へさき 膝頭ひざがしら ひざ きも そび はらわた 腹匐はらば