“腿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もも88.6%
もゝ7.6%
2.9%
ひざ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それもそのはず、彼はもものところをピストルのたまにうちぬかれたのです。鮮血はズボンを赤く染めて、なおもひろがっていきます。
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
かれはそれを四つにいて、醫者いしやがしたやうにしろ練藥ねりぐすりもゝうへでガーゼへつて、卯平うへい横頬よこほゝつた曝木綿さらしもめんでぐる/\といた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
おつたはやゝ褐色ちやいろめた毛繻子けじゆす洋傘かうもりかたけたまゝ其處そこらにこぼれた蕎麥そば種子まぬやう注意ちういしつゝ勘次かんじ横手よこてどまつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それで十五、六丁ある水の流れて居る所を渡るのですが浅い所はひざほどしかない。それも水は五、六寸位のもので底が見えて居るですがやはり砂の中に足がはまり込むからひざまで入る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)