“練藥”の読み方と例文
新字:練薬
読み方割合
ねりぐすり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれはそれを四つにいて、醫者いしやがしたやうにしろ練藥ねりぐすりもゝうへでガーゼへつて、卯平うへい横頬よこほゝつた曝木綿さらしもめんでぐる/\といた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
御嶽山おんたけさんはうからかへ人達ひとたちは、お百草ひやくさうといふくすりをよく土産みやげつてました。お百草ひやくさうは、あのたかやまうへれるいろ/\なくさからせいした練藥ねりぐすりで、それをたけかはうへべてあるのです。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)