“舵機”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だき75.0%
かじ12.5%
かぢ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほらこの前の航海ね。室蘭を出帆する日からしてえらい暴化しけだったろう。あの航海に、舵機だきの鎖とカバーの間に食い込まれたんだよ」
海に生くる人々 (新字新仮名) / 葉山嘉樹(著)
モッフはやがて真先に甲板へ駆けあがって、舵機かじについた。何しろ危険なので、ガルール等もそれぞれ出来るだけの働きをしなければならなかった。
ひろやうでもせまいのは滊船きせん航路かうろで、千島艦ちしまかんとラーヴエンナがう事件じけん實例じつれいまでもなく、すこしく舵機かぢ取方とりかたあやまつても、屡々しば/\驚怖きやうふすべき衝突しようとつかもすのに、底事なにごとぞ、あやしふね海蛇丸かいだまる