ルクレチウスと科学ルクレチウスとかがく
緒言 今からもう十余年も前のことである。私はだれかの物理学史を読んでいるうちに、耶蘇紀元前一世紀のころローマの詩人哲学者ルクレチウス(紀元前九八—五四)が、暗室にさし入る日光の中に舞踊する微塵の混乱状態を例示して物質元子(1)の無秩序運動を …
作品に特徴的な語句
スピリット 作用ウィルクング しょく 乳汁にゅうじゅう 平衡イクイリブリアム かた 囈語たわごと つい 滲出しんしゅつ 衣鉢えはつ まろ とげ たえ 揺籃ようらん がら 機巧メカニズム かた 空洞くうどう 胚子はいし 脂肪しぼう 荊棘けいきょく かど 一抹いちまつ 上手じょうず 下手へた 丸善まるぜん 些末さまつ 倦怠けんたい 僅少きんしょう 光電フォトエリクトリック 冒涜ぼうとく 冶金やきん 凌駕りょうが 函数かんすう 分子ぶんし きょう 吾人ごじん 嗅覚きゅうかく 噪音そうおん 土壌どじょう 地殻ちかく 堆積たいせき 塵溜ごみため 天涯てんがい 妄想もうそう 妖怪ようかい あな 尖鋭せんえい 峻烈しゅんれつ 弁駁べんばく 後裔こうえい 微塵みじん 必須ひっす 截然せつぜん 戸棚とだな 提灯ちょうちん 插入そうにゅう 数多あまた 敷衍ふえん まだら 明瞭めいりょう 晦渋かいじゅう 曖昧あいまい まくら 格子こうし 梗概こうがい かい 正鵠せいこく ごう 永劫えいごう 汎濫はんらん 洪水こうずい 渦動かどう 渾沌こんとん 滑稽こっけい 滲透しんとう 演繹えんえき 漠然ばくぜん 澱粉でんぷん 濫觴らんしょう 濾過ろか 熔岩ようがん 熔融ようゆう 片鱗へんりん 牴触ていしょく 狡猾こうかつ 獅子しし 玩味がんみ 瓦礫がれき 生涯しょうがい 畢竟ひっきょう 痕跡こんせき 盈虚えいきょ 磨滅まめつ 礼賛らいさん 秋毫しゅうごう 空隙くうげき 竜巻たつまき