温泉だよりおんせんだより
……わたしはこの温泉宿にもう一月ばかり滞在しています。が、肝腎の「風景」はまだ一枚も仕上げません。まず湯にはいったり、講談本を読んだり、狭い町を散歩したり、——そんなことを繰り返して暮らしているのです。我ながらだらしのないのには呆れますが。 …
作品に特徴的な語句
じゅう しも ぎょう たく ごく 前様まえさま はず あて 射的しやてき ことわ きわ かみ りょう なみ おわ 亜鉛とたん なん つぐの 大砲おおづつ よめ のち なぐ 数行すうぎょう 昼間ぴるま 片頬かたほお すぐ 粗忽そそう ちぢ 翌年よくとし むな いやし またが かよ 遺書いしょ あいだ 一人ひとり 一月ひとつき 一籌いっちゅう たけ 三太さんた 下駄げた 中日ちゅうにち 云々うんぬん 仕上しあ だい せがれ 候間そうろうあいだ そば 優男やさおとこ 元値もとね 内輪うちわ こがらし 分別ふんべつ まえ 前兆ぜんちょう 勿論もちろん 匇々そうそう 半月はんつき 半紙はんし かえ 可笑おか あき とな のど ほこり 大工だいく 大金たいきん 夷講えびすこう 始末しまつ ばあ 嫉妬しっと 宿やど たず 就中なかんずく 山寄やまよ とうげ かさ 建前たてまえ あて 彼岸ひがん あと 御座ござ おこ わずら 悪態あくたい 意外いがい ふところ ほう