“候間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そうろうあいだ58.3%
そろあいだ25.0%
さふらふあひだ8.3%
そうろうかん8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくし、金がなければお前様まえさまとも夫婦になれず、お前様の腹の子の始末しまつも出来ず、うき世がいやになり候間そうろうあいだ、死んでしまいます。
温泉だより (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「六月二日音楽演習相催し候間そろあいだ同日午後一時より御来聴被下度候くだされたくそろ此段御案内申進候也そろなり」と書いてあった。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
とほからぬうちには歸京ききやうつかまつるべく候間さふらふあひだうだつてふの」といた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
家庭的用件ノタメ帰省候間そうろうかん此段御届及候也このだんおとどけおよびそうろうなり——。
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)