“龍爪”の読み方と例文
新字:竜爪
読み方割合
りゅうそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぽんの旗、錦繍きんしゅう幡旗はんき、さっと隊を開いたかと見れば駿馬は龍爪りゅうそうを掻いて、堂々たる鞍上の一偉夫を、袁紹の前へと馳け寄せてきた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この日、曹操は、五万の軍隊を、衛府の練兵場に統率し、甲鎧燦爛こうがいさんらん龍爪りゅうそうの名馬にまたがって、閲兵していた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)