“りゅうそう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
劉琮33.3%
龍爪33.3%
流霜16.7%
竜爪16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襄陽の城には、先頃から幼国主劉琮りゅうそう、その母さい夫人以下が、けい州から移住している。玄徳は、城門の下に馬を立て
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この日、曹操は、五万の軍隊を、衛府の練兵場に統率し、甲鎧燦爛こうがいさんらん龍爪りゅうそうの名馬にまたがって、閲兵していた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
更に流霜りゅうそうふ事半里にしてえびすはなに到り、巌角につて遥かに湾内の風光を望み、雁影を数へつゝ半宵はんしょうに到りぬ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ギラリと、太刀を引き抜くと、一松斎仕込みの、上段、それに自分の趣向を加えた、みずから竜爪りゅうそうと呼んでいた、烈々たる殺気を見せた構えに取って
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)