劉琮りゅうそう)” の例文
荊州には、鄧義とうぎとか劉先りゅうせんなどという旧臣が守っていたが、もう幼主劉琮りゅうそうは殺され、襄陽じょうようはおち、軍民すべて曹操の下に服してしまっているので
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
襄陽の城には、先頃から幼国主劉琮りゅうそう、その母さい夫人以下が、けい州から移住している。玄徳は、城門の下に馬を立て
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「劉表は存命中、荊州王になりたがっていたが、ついに成らずに死んだ。自分から天子に奏請して、子の劉琮りゅうそうは、いつかかならず王位に封じてやるぞ」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
劉琦りゅうきは、前の妻ちん夫人の腹であり、次男劉琮りゅうそうは、さい夫人のした子である。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「案はいいが、わしは行かぬ。劉琦りゅうき劉琮りゅうそうでも代理にやろう」
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)