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龍宮城
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りゅうぐうじょう
ふりがな文庫
“
龍宮城
(
りゅうぐうじょう
)” の例文
新字:
竜宮城
蛤
(
はまぐり
)
の息の中に美しい
龍宮城
(
りゅうぐうじょう
)
の浮んでいる、あの古風な絵を想像していた私は、本物の蜃気楼を見て、
膏汗
(
あぶらあせ
)
のにじむ様な、恐怖に近い驚きに撃たれた。
押絵と旅する男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
焼蛤
(
やきはまぐり
)
の
汐
(
しお
)
のかおりに、
龍宮城
(
りゅうぐうじょう
)
の
蜃気楼
(
しんきろう
)
がたつといわれる
那古
(
なこ
)
の
浦
(
うら
)
も、今年は、焼けしずんだ兵船の
船板
(
ふないた
)
や、
軍兵
(
ぐんぴょう
)
のかばねや、あまたの矢や
楯
(
たて
)
が、
洪水
(
こうずい
)
のあとのように浮いて
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
龍宮城
(
りゅうぐうじょう
)
の花園
無人島に生きる十六人
(新字新仮名)
/
須川邦彦
(著)
“龍宮城”の意味
《名詞》
主に海底にあり、竜神が住むとされる宮殿または宮城。龍宮。
(出典:Wiktionary)
龍
部首:⿓
16画
宮
常用漢字
小3
部首:⼧
10画
城
常用漢字
小4
部首:⼟
9画
“龍宮”で始まる語句
龍宮
龍宮場末