“鼓隊”の読み方と例文
読み方割合
こたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
曹操は、かくと伝え聞くや、中軍の鼓隊こたい鑼隊らたいに令して、金鼓を打たせ鉦を鳴らし、角笛を吹かせて、万雷風声、すべて敵を圧した。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その壮観に加えて、南蛮王孟獲もうかくもまた、眷族けんぞくをあげて、扈従こじゅうに加わり、もろもろの洞主どうしゅ酋長しゅうちょうたちも、鼓隊こたいをつれ、美人陣を作って、瀘水ろすいのほとりまで見送ってきた。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)