“點燈頃”のいろいろな読み方と例文
新字:点灯頃
読み方割合
てんとうごろ50.0%
ひともしごろ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今年ことし二月三日にぐわつみつか點燈頃てんとうごろ、やゝまへに、文藝春秋ぶんげいしゆんじうことについて、……齋藤さいとうさんと、すがさんの時々とき/″\えるのが、そのすがさんであつた。小稿せうかうことである。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
三日目は、午頃來ひるごろからの雨、蚊が皆家の中に籠つた點燈頃ひともしごろに、重兵衞一人、麥煎餅を五錢代許り買つて遣つて來た。大體の話は爲て了つたので、此夜は主に重兵衞の方から、種々の問を發した。
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)