“点灯頃”の読み方と例文
旧字:點燈頃
読み方割合
ひともしごろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
作平のよぼけた後姿を見失った五助は、目のくさきも薄暗いが、さて見廻すと居廻いまわりはなおのことで、もう点灯頃ひともしごろ
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
永い初夏の日も次第に暮れ、点灯頃ひともしごろと成り果てた。離れ座敷の騒ぎも静まり、どうやら皆酔いたおれたらしい。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)