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黒坊主
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くろぼうず
ふりがな文庫
“
黒坊主
(
くろぼうず
)” の例文
もし私が雪山の
垢塗
(
あかまみ
)
れの土人と一つになるようなことがあったならば、私は今時分はかのヒマラヤの
谷間
(
たにあい
)
の
黒坊主
(
くろぼうず
)
となって居ったかも知れぬ。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
足
(
あし
)
のあるところは、
青
(
あお
)
い
青
(
あお
)
い
海
(
うみ
)
の、うねりうねる
波
(
なみ
)
の
上
(
うえ
)
になっていて、ただ
黒坊主
(
くろぼうず
)
のように、三つの
影
(
かげ
)
が、ぼんやりと
空間
(
くうかん
)
に
浮
(
う
)
かんで
見
(
み
)
えたのであります。
黒い人と赤いそり
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“黒坊主”の解説
黒坊主(くろぼうず)は、明治時代の東京に現れたという妖怪、または熊野の民話、江戸時代の奇談集『三州奇談』などに登場する妖怪。黒い坊主姿の妖怪とされる。
(出典:Wikipedia)
黒
常用漢字
小2
部首:⿊
11画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“黒坊”で始まる語句
黒坊