黄岡こうこう)” の例文
「私は紫府しふ侍書じしょでしたが、貴郎とこういうことになったために、その罪で黄岡こうこうの劉修撰の家の児に生れかわることになりました」
荷花公主 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
紹興二十七年四月、黄岡こうこうの旅館にある時、近所の村民が迎いに来て、母が病中であるからその脈を見た上で相当の薬をあたえてくれと頼んだ。