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鷸蚌
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いつぼう
ふりがな文庫
“
鷸蚌
(
いつぼう
)” の例文
鷸蚌
(
いつぼう
)
の争いは漁夫の利ということもないではないが、兄弟
牆
(
かき
)
にせめげども外その侮りを受けずという真理も忘れてはならぬ。
現代日本の思想対立
(新字新仮名)
/
戸坂潤
(著)
介が動物を挟み
困
(
くる
)
しめた記事は例の『戦国策』の
鷸蚌
(
いつぼう
)
の故事もっとも顕われ、
其碩
(
きせき
)
の『
国姓爺
(
こくせんや
)
明朝太平記』二の一章に
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「
俺
(
わし
)
が差止めて、同時にキッパリと申渡しました。
鷸蚌
(
いつぼう
)
の争いによって漁夫の利を占めたのが今の婿です。正々堂々の競争は結構ですが、暴力ということが
俺
(
わし
)
の耳に入ったら、もうお仕舞いですよ」
求婚三銃士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
鷸蚌
(
いつぼう
)
互ひに争ふ時は
遂
(
つい
)
に猟師の
獲
(
えもの
)
となる。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
鷸
漢検1級
部首:⿃
23画
蚌
漢検1級
部首:⾍
10画
“鷸”で始まる語句
鷸
鷸子
鷸翮掻中