トップ
>
鶯餅
>
うぐいすもち
ふりがな文庫
“
鶯餅
(
うぐいすもち
)” の例文
旧字:
鶯餠
そこら辺りにやしおの花が
鮮
(
あざやか
)
に咲き、丸味のある丘には一面茶の木が
鶯餅
(
うぐいすもち
)
を並べたように
萌黄
(
もえぎ
)
の新芽で装われ、大気の中にまでほのぼのとした匂いを漂わしていた。
東海道五十三次
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
そのお茶の子は今いう
鶯餅
(
うぐいすもち
)
のように、
餡
(
あん
)
をつつんだ餅に
黄粉
(
きなこ
)
をまぶしたものであった。手のない家ではこれを買い取って朝茶を飲み、それで朝飯をぬきにした人が多かったということである。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“鶯餅”の解説
鶯餅(うぐいすもち)は、餡を求肥などで包み、丸く包んだものを楕円形にし、左右に引っ張りうぐいすの形にした和菓子である。
一般的にはうぐいす粉(青大豆からできたきな粉)をまぶして仕上げることが多いが、最近ではよもぎを混ぜた生地で包んだり、仕上げにきな粉をまぶすものもある。餅菓子のため早めに消費しなければ硬くなる。早春の菓子。
(出典:Wikipedia)
鶯
漢検準1級
部首:⿃
21画
餅
常用漢字
中学
部首:⾷
15画
“鶯”で始まる語句
鶯
鶯谷
鶯茶
鶯色
鶯張
鶯春亭
鶯横町
鶯鶯
鶯声
鶯籠