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鳥黐
ふりがな文庫
“鳥黐”の読み方と例文
読み方
割合
とりもち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりもち
(逆引き)
船舳に猛烈な衝動を感じたと思った瞬間、ラ・メデュウズは船底を砂岩に摩りつけながら、
鳥黐
(
とりもち
)
のような浮洲に完全に乗りあげてしまった。
海難記
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「あのお楽ときた日には大変さ。ただもうネットリして、
膠
(
にかわ
)
でねって、
鳥黐
(
とりもち
)
でこねて、味噌で味を付けたようだよ」
銭形平次捕物控:024 平次女難
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
かれは手甲脚絆の身軽な
扮装
(
いでたち
)
で、長い竹の
継竿
(
つぎざお
)
を持っていたが、その竿にたくさんの
鳥黐
(
とりもち
)
が付いているのを見て、それが鳥さしであることを半七はすぐに覚った。
半七捕物帳:15 鷹のゆくえ
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
鳥黐(とりもち)の例文をもっと
(14作品)
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“鳥黐”の解説
鳥黐(とりもち)は、鳥や昆虫を捕まえるのに使うゴム状の粘着性の物質。学術上はロウに属する。
(出典:Wikipedia)
鳥
常用漢字
小2
部首:⿃
11画
黐
漢検1級
部首:⿉
22画
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