“魔者”の読み方と例文
読み方割合
まもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれども、先祖の歴史をくわしく知らぬ我々が、何百年ののち、不意に山奥で異形いぎょうの者に出逢うと、何か一種の魔者まものであるかのように考えられて、跡をも見ずして逃帰にげかえるという事になる。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)