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魁首
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かいしゅ
ふりがな文庫
“
魁首
(
かいしゅ
)” の例文
即ち一方においては、尊王の思想、天子に政を
親
(
みずか
)
らせしめ、一国の全権を帰せんとするの思想にして、水戸派実にこれが
魁首
(
かいしゅ
)
たり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
逆徒
(
ぎゃくと
)
の
魁首
(
かいしゅ
)
天草四郎時貞を御討取遊ばされ、
物数
(
ものかず
)
ならぬ
某
(
それがし
)
まで恩賞に預り、宿望相遂げず、余命を
生延
(
いきの
)
び
候
(
そろ
)
。
興津弥五右衛門の遺書(初稿)
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
四国で、勤王の
魁首
(
かいしゅ
)
である土佐藩は、早くも朝敵追討の軍を起して、伊予に入り、同じく勤王の宇和島の藩兵を加え、松山の久松松平家を帰順させ、予讃の国境を越えて、讃岐へ入って来た。
仇討禁止令
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
而
(
しこう
)
してこれに反対して
何処
(
どこ
)
何処までも幕府の政権を維持し、敢て仮借する所なからんと欲したるは、則ち
彼
(
か
)
の井伊直弼の如き、これが
魁首
(
かいしゅ
)
にして
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
魁
漢検準1級
部首:⿁
14画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“魁”で始まる語句
魁
魁偉
魁車
魁異
魁春楼
魁梧
魁然
魁主
魁介
魁傑