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髢
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かつら
ふりがな文庫
“
髢
(
かつら
)” の例文
事定りてのち寺に於て
稽古
(
けいこ
)
をはじむ、
技
(
わざ
)
熟
(
じゆく
)
してのち初日をさだめ、
衣裳
(
いしやう
)
髢
(
かつら
)
のるゐは是を
借
(
かす
)
を一ツの
業
(
なりはひ
)
とするものありて
物
(
もの
)
の
不足
(
たらざる
)
なし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
甚「そりゃアおめえ
踊
(
おどり
)
の衣裳だろう、御殿の狂言の衣裳の上に坊主の
髢
(
かつら
)
が載ってるんだ、それをお
前
(
めえ
)
が押えたんだアナ」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
これは宿下がりの御殿女中の荷物で「御殿の狂言の衣裳の上に坊主の
髢
(
かつら
)
が載ってるんだ」とまた喜ぶ。
我が円朝研究:「怪談牡丹灯籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
事定りてのち寺に於て
稽古
(
けいこ
)
をはじむ、
技
(
わざ
)
熟
(
じゆく
)
してのち初日をさだめ、
衣裳
(
いしやう
)
髢
(
かつら
)
のるゐは是を
借
(
かす
)
を一ツの
業
(
なりはひ
)
とするものありて
物
(
もの
)
の
不足
(
たらざる
)
なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“髢”の解説
髢(かもじ・髪文字)とは、髪を結ったり垂らしたりする場合に地毛の足りない部分を補うための添え髪・義髪のこと。
(出典:Wikipedia)
髢
漢検1級
部首:⾽
13画
“髢”を含む語句
髢屋
大髢