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高取
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たかとり
ふりがな文庫
“
高取
(
たかとり
)” の例文
古くから「
高取
(
たかとり
)
」の名において歴史に知られた窯であります。福岡市の郊外に在ったのですが、今は市内に編入されました。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
私はこの頃
大和
(
やまと
)
高取
(
たかとり
)
に
素十
(
すじゅう
)
君の仮住居をたずねた。その時の句にこういう句があった。
俳句への道
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
利根川を越えて一里ばかり、
高取
(
たかとり
)
というところに天満宮があって、三月初旬の大祭には、近在から
境内
(
けいだい
)
に
立錐
(
りっすい
)
の地もないほど人々が参詣した。清三も昔一度行ってみたことがある。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
あの
高取
(
たかとり
)
の如き、また遠く
萩
(
はぎ
)
の如きも、その茶趣味の現状は見るに堪えぬ。だが「茶」と何の関係もない雑器に至っては、今なお生気に充ちる。
工芸の道
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
福岡と
姪浜
(
めいのはま
)
との間に
西新町
(
にしじんまち
)
がある。そこの皿山に歴史で名高い
高取
(
たかとり
)
の窯がある。立つ煙は今も
賑
(
にぎ
)
やかである。やや登り坂の両側に仕事場が軒を並べている。筑紫の窯を語るものは高取を忘れない。
北九州の窯
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
取
常用漢字
小3
部首:⼜
8画
“高取”で始まる語句
高取越