“骨骸”の読み方と例文
読み方割合
こつがい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(『淮南子えなんじ』に曰く、「精神は天の有なり。しかして骨骸こつがいは地の有なり。精神はその門に入り、しかして骨骸はその根にかえる。われ、なおいずくにか存せん」と)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
精神は天のぶん骨骸こつがいは地の分。天に属するものは、清にして散じ、地に属するものは、濁にしてあつまる。精神かたちを離るれば、おのおのその真に帰す。ゆえにこれを鬼という。
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)