骨董羮こっとうかん)” の例文
また、蘇東坡そとうばが種〻の食物をまじて、これを骨董羮こっとうかんといった。その骨董は零雑れいざつの義で、あたかもわが邦俗ほうぞくのゴッタ煮ゴッタ汁などというゴッタの意味に当る。それも字面じめんには別に義があるのではない。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)