たかぶ)” の例文
その父や兄にふさわしく、派手好きで、たかぶった、あの娘の姿は、思いだそうとしても、もうまったく眼にはうかんでこなかった。
山彦乙女 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
笑って、自らたかぶ
色のない旗 (新字新仮名) / 竹内浩三(著)
吾蟲はたかぶるばかり
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)