驍騎ぎょうき)” の例文
実にうるう三月己亥きがいなり。翌日おおいに戦う。燕将薛禄せつろく、奮闘はなはつとむ。王驍騎ぎょうきを率いて、傑の軍に突入し、大呼猛撃す。南軍を飛ばす雨のごとく、王の建つるところの旗、集矢しゅうし蝟毛いもうの如く、燕軍多く傷つく。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
そうした人となりの驍騎ぎょうき校尉曹操であった。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)