“騒見”の読み方と例文
読み方割合
ぞめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて酔漢よっぱらいは、山鳥の巣に騒見ぞめく、ふくろうという形で、も一度線路を渡越わたりこした、宿しゅくの中ほどを格子摺こうしずれにしながら、染色そめいろも同じ、桔梗屋、といて、風情は過ぎた、月明りの裏打をしたように
菎蒻本 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)