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馬鳴
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めみょう
ふりがな文庫
“
馬鳴
(
めみょう
)” の例文
けれども、
目連
(
もくれん
)
や、
舎利弗
(
しゃりほつ
)
の鼻が長かったとは、どの経文にも書いてない。勿論
竜樹
(
りゅうじゅ
)
や
馬鳴
(
めみょう
)
も、人並の鼻を備えた
菩薩
(
ぼさつ
)
である。
鼻
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
元魏の朝に漢訳された『付法蔵因縁伝』五に、
馬鳴
(
めみょう
)
菩薩
華氏城
(
かしじょう
)
に遊行教化せし時、その城におよそ九億人ありて住す。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
伝説には此人一乗要訣を撰した時には、
馬鳴
(
めみょう
)
菩薩
(
ぼさつ
)
竜樹
(
りゅうじゅ
)
菩薩が現われて摩頂
讃歎
(
さんたん
)
し、伝教大師は合掌して、我山の教法は今汝に属すと告げられたと夢みたということである。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
『
馬鳴
(
めみょう
)
菩薩伝』にいわく、昔北天竺の小月氏国王、中天竺を伐ちて三億金を求む。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
かかる暴君一生に九億人殺した者も、かつて
馬鳴
(
めみょう
)
菩薩の説法を聴いた縁に依って、大海中千頭の魚となり、不断首を
截
(
き
)
られるとまた首が生え須臾の間に頸が大海に満つその苦しみ言うべからず。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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馬は浮流草を
嗜
(
この
)
めばとて浮流草を与えしも、馬ただ涙を垂れて法を聴くのみ、少しも草を食う意なき様子、天下すなわちその不世出の比丘たるを知り、馬がその恩を解したから
馬鳴
(
めみょう
)
菩薩と
号
(
な
)
づけ
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“馬鳴”の解説
馬鳴(めみょう、sa: Aśvaghoṣa, アシュヴァゴーシャ、後80年頃~150年頃)は、古代インドの仏教僧侶。
(出典:Wikipedia)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
鳴
常用漢字
小2
部首:⿃
14画
“馬鳴”で始まる語句
馬鳴菩薩