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馨
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にお
ふりがな文庫
“
馨
(
にお
)” の例文
戸外
(
そと
)
に向かって窓がある。その窓縁にも昆虫の図が、非常に手際よく
彫刻
(
ほら
)
れてある。窓を通して眺められるのは、前庭に咲いている花壇の花で、
仄
(
ほの
)
かな芳香が
馨
(
にお
)
って来る。
神秘昆虫館
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
そこには人間性の善い、純な、朗らかな、恵みに
馨
(
にお
)
うた相が、私たちの前にいとも尊く置かれてある。そしてそれは私たちの歪める、悪しき、曇れる心を、恥じしめずにはおかない。
愛と認識との出発
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
馨
漢検準1級
部首:⾹
20画
“馨”を含む語句
素馨
寧馨児
世馨
井上馨
余馨
印度素馨
素馨花
色馨香味触法
蓮馨花
蓮馨花色
都築馨六
馨之助
馨架
馨音
馨香