“余馨”の読み方と例文
読み方割合
よけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
茶は風流な遊びではなくなって、自性了解じしょうりょうげの一つの方法となって来た。王元之おうげんしは茶を称揚して、直言のごとく霊をあふらせ、その爽快そうかいな苦味は善言の余馨よけいを思わせると言った。
茶の本:04 茶の本 (新字新仮名) / 岡倉天心岡倉覚三(著)