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養由基
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ようゆうき
ふりがな文庫
“
養由基
(
ようゆうき
)” の例文
柳葉
(
りゅうよう
)
を射たという
養由基
(
ようゆうき
)
、また
大炊殿
(
おおいでん
)
の夜合戦に兄の
兜
(
かぶと
)
の星を射削ッて、敵軍の
胆
(
きも
)
を冷やさせたという
鎮西
(
ちんぜい
)
八郎の
技倆
(
ぎりょう
)
、その技倆に達しようと
初恋
(新字新仮名)
/
矢崎嵯峨の舎
(著)
と呼び、また、むかしの
養由基
(
ようゆうき
)
もおよぶまいほどな名人であるともいって、その弓の神技を疑う者はなくなった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「先祖
正成
(
まさしげ
)
より伝わりました、弓道の奥義書『
養由基
(
ようゆうき
)
』九州あたりへ参りましたら、伝える者はよもあるまい、都にて名ある武士に伝え、伝え終らば九州へと……」
弓道中祖伝
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
学者これを鳥中の燕に比したほど
軽捷
(
けいしょう
)
で、『呂覧』に
養由基
(
ようゆうき
)
矢を放たざるに、猨、樹を擁して
号
(
さけ
)
び、『呉越春秋』に越処女が杖を挙げて白猨に打ち
中
(
あ
)
てたなどあるは
十二支考:07 猴に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「お約束の日限と刻限とがただ今到来いたしてござる。恩地雉四郎お迎えに参った。いざ姫君お越し下され。お厭とあらば判官殿手写の『
養由基
(
ようゆうき
)
』をお譲り下されよ!」
弓道中祖伝
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
養
常用漢字
小4
部首:⾷
15画
由
常用漢字
小3
部首:⽥
5画
基
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
“養由”で始まる語句
養由