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颺言
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ようげん
ふりがな文庫
“
颺言
(
ようげん
)” の例文
彼れ
曾
(
かつ
)
て
颺言
(
ようげん
)
して曰く、「革命は人民のために、人民の手に依りて成就せざるべからず。
吾人
(
ごじん
)
の全旨、約してこの一語に
在
(
あ
)
り」と。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
神主と一つ穴で
颺言
(
ようげん
)
揚々として、むかしよりかかる英断の神官を見ず、老樹を伐り倒さば跡地を桑畑とする利益おびただしとて、その時伐採り見て
哭
(
な
)
きし村民を嘲ること限りなし。
神社合祀に関する意見
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
彼ら
颺言
(
ようげん
)
して曰く、「
止
(
や
)
むなくんば同志三十余人を
糾合
(
きゅうごう
)
し、毛利家参府の駕を伏見に要し、三条、大原の諸公卿と
周旋
(
しゅうせん
)
し、京師に入りて事を
謀
(
はか
)
らん」
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
蓋
(
けだ
)
し当時伊国の、如何に憐れなる形勢に陥りしやは、
彼
(
か
)
の圧制の
権化
(
ごんげ
)
、旧主義の本尊メテルニヒが、伊国は地理学的の名目にして、国家的称号にあらずと
颺言
(
ようげん
)
したるを
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
颺
部首:⾵
18画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“颺言”で始まる語句
颺言録