“颺言”の読み方と例文
読み方割合
ようげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼れかつ颺言ようげんして曰く、「革命は人民のために、人民の手に依りて成就せざるべからず。吾人ごじんの全旨、約してこの一語にり」と。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
神主と一つ穴で颺言ようげん揚々として、むかしよりかかる英断の神官を見ず、老樹を伐り倒さば跡地を桑畑とする利益おびただしとて、その時伐採り見てきし村民を嘲ること限りなし。
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
彼ら颺言ようげんして曰く、「むなくんば同志三十余人を糾合きゅうごうし、毛利家参府の駕を伏見に要し、三条、大原の諸公卿と周旋しゅうせんし、京師に入りて事をはからん」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)