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顰
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しが
ふりがな文庫
“
顰
(
しが
)” の例文
「いけません、な」と、猫八は顔を
顰
(
しが
)
めてみせながら、「そんなところで例のシチュエイションをやっては!」
猫八
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
笹村も産児がどういう風に変化して行くかを見に行ったが、子供の顔は相変らず
顰
(
しが
)
んでいた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
氣難
(
きむづ
)
かしい、殆んど惡意のある
顰
(
しが
)
みがその顏付を暗くしてゐるのであつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
秋の空酒を
顰
(
しが
)
めて飲む人の青き
額
(
ひたひ
)
に顫ひそめぬる
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
顰
漢検1級
部首:⾴
24画
“顰”を含む語句
顰蹙
一顰
顰面
一顰一笑
打顰
顰笑
一顰一蹙
嬌顰
詩史顰
面顰
顰縮面