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領境
ふりがな文庫
“領境”の読み方と例文
読み方
割合
りょうざかい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
りょうざかい
(逆引き)
峠を登りつめると、松平
対馬守
(
つしまのかみ
)
(四万六千石)の城下が見える。峠の下にある仲山という宿場が、ほぼ
領境
(
りょうざかい
)
に当り、そこから城下町まで約一里ほどあった。
雪の上の霜
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
たとえば下手人が
逸
(
いち
)
はやく
領境
(
りょうざかい
)
をこえて、他国の領地へ遁れてしまった場合も、あえて藩と藩との交渉によって、それを追求するようなことは避けたい程度にである。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
阿波の
領境
(
りょうざかい
)
を封じて、かりそめにも、領土の内状をうかがおうとする者には、恐ろしく神経を
尖
(
とが
)
らせている蜂須賀家では、今日までの間、銀五郎以外の者でも、ずいぶん
仮借
(
かしゃく
)
なく
縛
(
ばく
)
し上げて
鳴門秘帖:01 上方の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
領境(りょうざかい)の例文をもっと
(3作品)
見る
領
常用漢字
小5
部首:⾴
14画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“領”で始まる語句
領
領袖
領地
領分
領巾
領主
領土
領域
領伏
領家
“領境”のふりがなが多い著者
吉川英治
山本周五郎