“音節（シラブル）” の例文

何故か sech（ゼッヒ）（短剣）と云うと狼狽（ろうばい）の色が現われて、しかも、短剣の刻印（ゼッヒ・シュテムペル）と、頭韻（アリテレーション）を響かせて一つの音節（シラブル）にして云うところを

黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)

つまり、一つの長い音節（シラブル）が、量において二つの短い音節（シラブル）に等しいというのが原則で、それに、頭韻（アリテレーション）・尾韻（エンドライム）・強音（アクセント）などを按配した抑揚格（アイアムバス）を作って、詩形に音楽的旋律を生んでいくのです。

黒死館殺人事件 (新字新仮名) ／ 小栗虫太郎(著)

“音節”の意味

《名詞》

言葉を構成する音声の単位。シラブル。

（学校文法）モーラ。拍。
(出典:Wiktionary)

“音節”の解説

音節（おんせつ）またはシラブル（en: syllable）は、連続する言語音を区切る分節単位の一種である。典型的には、1個の母音を中心に、その母音単独で、あるいはその母音の前後に1個または複数個の子音を伴って構成する音声（群）で、音声の聞こえの一種のまとまりをいう。
中国語などの声調言語（トーン言語）では、母音と子音の組合せに、さらに母音の音程の高低変化による声調を加えて一つの音節を構成する。
日本語の場合、音節とは区切り方が必ずしも一致しない「モーラ」（拍）という分節単位が重要である。
(出典:Wikipedia)

音	常用漢字 小１ 部首:⾳ 9画
節	常用漢字 小４ 部首:⽵ 13画