“青鱚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あおぎす66.7%
あをぎす33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
盛装の腰元に付けさせ、二寸足らずのたなご青鱚あおぎすを釣って、悦に入ったというに至っては、有閑無為の人達の贅が馬鹿馬鹿しくも気の毒になります。
この青鱚あおぎす釣りともうしますのは、寛文のころ、五大力仁平ごだいりきにへいという人が釣ったのがはじめだとされているんでございまして、春の鮒の乗ッ込釣り、秋のぼらのしび釣り、冬のたなご釣りと加えて
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
父親の權右衞門がつりに行くと言つて出かけたのは、十日前の四月一日の晝過ぎ、業平橋の下から、横川筋へかけて、時々青鱚あをぎす沙魚はぜを釣りに行くのが樂しみなんだ相で