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青毛
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あお
ふりがな文庫
“
青毛
(
あお
)” の例文
愛馬の
青毛
(
あお
)
や、供の者を外において、正成はいつものような機嫌で、迎える家族たちの顔の中を、式台から奥へ通って来た。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『前日、
幄舎
(
あくしゃ
)
を
建
(
た
)
てた
工匠
(
たくみ
)
どもが、
釘
(
くぎ
)
をこぼしていたものとみえ、釘を踏み抜いてしまったのだ。おれでも踏み抜けばよかったのに……あの
青毛
(
あお
)
が、
後脚
(
ともあし
)
の右の
蹄
(
ひづめ
)
で』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そのとき、
厩
(
うまや
)
の馬——あの
四白
(
よつじろ
)
の
青毛
(
あお
)
が、異様な声を発し、ひづめをあがいて、いななき止まない。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『……貴様は、どう見たか、あの
青毛
(
あお
)
の
四歳
(
よんさい
)
を。どうだ、あの
駿馬
(
しゅんめ
)
は。すばらしいものだろうが』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“青毛”の解説
青毛(あおげ、en: black、la: niger、zh: 黑)は、濃い青味を帯びている黒色の獣毛の毛色のこと。特に馬の毛色の1つとして知られ、一般に黒い肌と毛を持つ馬のこと、またはその状態そのものを指す。知られている毛色の中では最も黒い毛色である。
(出典:Wikipedia)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
“青毛”で始まる語句
青毛布
青毛氈