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青二才
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あおにさい
ふりがな文庫
“
青二才
(
あおにさい
)” の例文
「アハハ……。」老博士は力なく笑って、「わたしも同様です。あの
青二才
(
あおにさい
)
の盗賊のために、一週間というもの、不眠症にかかっておるのですからな。」
怪人二十面相
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
青二才
(
あおにさい
)
の分際で師の批評などおこがましいと腹が立ち、また、これを言わせているのは
畢竟
(
ひっきょう
)
顔淵への嫉妬だとは知りながら、それでも子路はこの言葉の中に
莫迦
(
ばか
)
にしきれないものを感じた。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
自分に
都合
(
つごう
)
のいい時だけは生死を共にするって云うような顔をして、自分に都合が悪くなって来ると、偉そうな言訳を並べたてて、……このざまだ。清原。そりゃ、俺達はまだ
青二才
(
あおにさい
)
の学生さ。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
ところが今度は小宮君が自身で枕元へ
坐
(
すわ
)
って、自然も好いが人間の背景にある自然でなくっちゃとか何とか病人に向って古臭い説を
吐
(
は
)
きかけるので、余は小宮君を
捕
(
つらま
)
えて御前は
青二才
(
あおにさい
)
だと
罵
(
ののし
)
った。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“青二才”の意味
《名詞》
青 二 才(あおにさい)
若くて未熟であること。
(出典:Wiktionary)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
才
常用漢字
小2
部首:⼿
3画
“青二才”で始まる語句
青二才奴