霜花毛しもげ)” の例文
キラと夜目にもしるき獅子頭ししがしら兜巾ときんと、霜花毛しもげ駿馬しゅんめにまたがった一壮漢の姿を、その一勢のうちに見て、宋江はおもわず地獄で仏のような声を発した。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)