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雲霞
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くもかすみ
ふりがな文庫
“
雲霞
(
くもかすみ
)” の例文
「この
山車
(
だし
)
が皆徳川時代のものばかりです。近郷近在から
雲霞
(
くもかすみ
)
と人が出てその盛んなこと京都の祇園祭を
除
(
の
)
ければ恐らく日本一です」
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
いっさいをこんなふうに清算なさいまして
深山
(
みやま
)
の
雲霞
(
くもかすみ
)
の中に紛れておはいりになりましたあとのわれわれ弟子どもはどんなに悲しんでいるかしれません
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
かえてしまったんですの。——そこへ兵隊たちが、
喊声
(
かんせい
)
を上げて来ましたから、みんな
雲霞
(
くもかすみ
)
と逃げ散ッてしまいました。兵隊たちの功も褒めてやってくださいまし
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やう/\と
峠
(
とうげ
)
に
掛
(
かか
)
る
雲霞
(
くもかすみ
)
淡水
(
たんすい
)
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“雲霞”の意味
《名詞》
雲 霞 (うんか, くもかすみ)
(うんか, くもかすみ) 雲と霞。
(うんか, くもかすみ) 大勢の集まり。数が多い事のたとえ。
(くもかすみ) 一目散に走って姿を隠してしまうさま。
(出典:Wiktionary)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
霞
漢検準1級
部首:⾬
17画
“雲霞”で始まる語句
雲霞山