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雲林
ふりがな文庫
“雲林”の読み方と例文
読み方
割合
うんりん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うんりん
(逆引き)
雲林
(
うんりん
)
を見たのは唯一つである。その一つは
宣統帝
(
せんとうてい
)
の
御物
(
ぎよぶつ
)
、
今古奇観
(
きんこきくわん
)
と云ふ
画帖
(
ぐわでふ
)
の中にあつた。画帖の中の
画
(
ゑ
)
は大部分、
薫其昌
(
とうきしやう
)
の旧蔵に
係
(
かか
)
るものらしい。
支那の画
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
身を、馬のたてがみへ
俯
(
う
)
っ伏せたすきに、すでに花栄の姿は
雲林
(
うんりん
)
の
裡
(
うち
)
に消え去っていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
松は尖つた岩の中から、
真直
(
まつすぐ
)
に空へ生え抜いてゐる。その
梢
(
こずゑ
)
には
石英
(
せきえい
)
のやうに、
角張
(
かどば
)
つた
雲煙
(
うんえん
)
が
横
(
よこた
)
はつてゐる。画中の景はそれだけである。しかしこの幽絶な世界には、
雲林
(
うんりん
)
の
外
(
ほか
)
に行つたものはない。
支那の画
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
雲林(うんりん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“雲林(雲林県)”の解説
雲林県(ユンリン/うんりん-けん)は台湾の中部に位置する県。県政府(日本の県庁に相当する。)所在地は斗六市。
(出典:Wikipedia)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
林
常用漢字
小1
部首:⽊
8画
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