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雲呑
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ワンタン
ふりがな文庫
“
雲呑
(
ワンタン
)” の例文
三晩つづけてここで
雲呑
(
ワンタン
)
を食べるのである。そこのあるじは、支那のひとであって、女の子を一人並の客として取扱った。彼女にはそれが嬉しかったのである。
葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
支那そば、
雲呑
(
ワンタン
)
の、うまいところなんか、彼女に、きけば、たちまち判る。
うどんのお化け
(新字新仮名)
/
古川緑波
(著)
……富岡町の
支那
(
チャン
)
屋で
雲呑
(
ワンタン
)
を喰ってると、そこへ電話がかかってきたんだ。上品な女の声でねえ……、こいつあ、たしかですぜ。(じろりと娘の顔を見ながら)嘘もまぎれもねえ女の声だったんで。
金狼
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
あるじは、
雲呑
(
ワンタン
)
の皮を巻きながら尋ねた。
葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
“雲呑(ワンタン)”の解説
ワンタン(餛飩、馄饨、広東と広西では雲呑、四川と重慶では抄手)は中華料理の一つ。
(出典:Wikipedia)
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
呑
漢検準1級
部首:⼝
7画
“雲”で始まる語句
雲
雲雀
雲母
雲霞
雲泥
雲水
雲間
雲霧
雲井
雲切