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ワンタン
ふりがな文庫
“ワンタン”の漢字の書き方と例文
語句
割合
雲呑
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雲呑
(逆引き)
三晩つづけてここで
雲呑
(
ワンタン
)
を食べるのである。そこのあるじは、支那のひとであって、女の子を一人並の客として取扱った。彼女にはそれが嬉しかったのである。
葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
支那そば、
雲呑
(
ワンタン
)
の、うまいところなんか、彼女に、きけば、たちまち判る。
うどんのお化け
(新字新仮名)
/
古川緑波
(著)
……富岡町の
支那
(
チャン
)
屋で
雲呑
(
ワンタン
)
を喰ってると、そこへ電話がかかってきたんだ。上品な女の声でねえ……、こいつあ、たしかですぜ。(じろりと娘の顔を見ながら)嘘もまぎれもねえ女の声だったんで。
金狼
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
あるじは、
雲呑
(
ワンタン
)
の皮を巻きながら尋ねた。
葉
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
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