“雪降”の読み方と例文
読み方割合
ゆきふり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
博士は心理学者だけに人間の事はよく注意してゐるが、お天道様てんとさま雨降あめふり雪降ゆきふりかで無ければ余り気には掛けてゐなかつた。
醤油のたちによっては真綿のようでなくって白い筋が糸のように沢山現われるのもありますし、小米を撒いたようになって雪降ゆきふりの景色に似たのもあります。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)