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雑人輩
ふりがな文庫
“雑人輩”の読み方と例文
読み方
割合
ぞうにんばら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぞうにんばら
(逆引き)
主人兼隆の命により、伊豆山権現に
匿
(
かくま
)
われおると聞く、政子どのを受け取りに参ったのでござる。——然るに、それなる
雑人輩
(
ぞうにんばら
)
の勢が、弓矢を
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
とたんに、野武士たちは、まるで自分らの守る珠玉でも
触
(
さわ
)
られたように「この
雑人輩
(
ぞうにんばら
)
めッ」と、やにわに刀を抜き、まわりの二、三名を
薙
(
な
)
ぎ払うやいな
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あなたは
狩猟
(
かり
)
いでたち、菊王という
侍童
(
じどう
)
を連れ、船中、ひたすら御書見だったが、そのうち乗合いの
雑人輩
(
ぞうにんばら
)
の
世事話
(
せじばなし
)
に興じられて、彼らと共に酒汲み交わしなどなされ、いと面白げにおわしたが。
私本太平記:03 みなかみ帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
雑人輩(ぞうにんばら)の例文をもっと
(4作品)
見る
雑
常用漢字
小5
部首:⾫
14画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
輩
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
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