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雅楽頭
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うたのかみ
ふりがな文庫
“
雅楽頭
(
うたのかみ
)” の例文
旧字:
雅樂頭
すれば、酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
が黙ってはおるまい、必ず老中を動かして、六十万石に手をつけるであろう、断じてならぬと申しつけておいた
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
が代理として御礼に上京することになったが、酒井の屋敷は手狭なので、堂上方はじめの訪問を受けるには不便とあって、我藩の屋敷を借りたいと申込まれ
鳴雪自叙伝
(新字新仮名)
/
内藤鳴雪
(著)
酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
、酒井讃岐守、並に老中の邸で会議を開いたのであったが、寛永十二年十一月十日に評定衆の任命があり、同じ年の十二月二日からは評定所で会議を開き、それより毎月二日、十二日
法窓夜話:02 法窓夜話
(新字新仮名)
/
穂積陳重
(著)
おめみえは黒書院でおこなわれ、先導役は、老中阿部
豊後守
(
ぶんごのかみ
)
、披露役は酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
であった。献上品は友成の
太刀
(
たち
)
、白銀三百枚、時服二十領。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
雅楽頭
(
うたのかみ
)
ほどの人物が、兵部宗勝などを近づけ、兵部の子に自分の養女をめあわせ、一万石の
直参
(
じきさん
)
大名にしたのはなぜか。
樅ノ木は残った:03 第三部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
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甲斐を使者に選んだのは後見役の伊達兵部と田村右京であり、二人は正使の甲斐とともに千代田城の白書院に出、老中の酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
に目録を披露した。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ほぼ同じころ、下馬さきの酒井邸では、常着のままの
雅楽頭
(
うたのかみ
)
が、ただひとり客間に坐って、宙を
睨
(
にら
)
んでいた。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
老中の酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
から注意が来ている、——十日目にですよ、いったい雅楽頭はどうしてそれを知ったんですか、雅楽頭は新吉原の目付でもしているんですかね
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
それは、老中の酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
(忠清)と、伊達
兵部少輔宗勝
(
ひょうぶしょうゆうむねかつ
)
とが結託のうえ、仙台六十万石を横領しようとして、その計画を現にすすめている、というのであった。
樅ノ木は残った:01 第一部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
その帰途、思いがけないことで、一人の婦人を助けたところ、その婦人は同じ酒井家の本邸で
雅楽頭
(
うたのかみ
)
づきの腰元を勤めており、私を見知っているとのことであった。
樅ノ木は残った:02 第二部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
列座は、井伊
掃部守
(
かもんのかみ
)
、酒井
雅楽頭
(
うたのかみ
)
、阿部
豊後守
(
ぶんごのかみ
)
、稲葉
美濃守
(
みののかみ
)
、
久世大和守
(
くぜやまとのかみ
)
、土屋
但馬守
(
たじまのかみ
)
の諸侯であった
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
雅楽頭
(
うたのかみ
)
忠清とその側近の動静を監視するためで、この屋敷の人たちとはかたき同士という立場にあるし、現にもう、滝尾の手によって密契の証文をぬすみだしている。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
雅
常用漢字
中学
部首:⾫
13画
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
頭
常用漢字
小2
部首:⾴
16画
“雅楽頭”で始まる語句
雅楽頭忠以
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雅楽頭忠恭
雅楽頭忠知
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